ちょっぴり怖がりさんですが、おとなしく落ち着きのあるちょっと小ぶりの柴犬のメスです。
人、特に女性が好きです。小さいお子さんとの相性も良く、初めて会った子供でも怖がらず挨拶をすることができます。正面から覆いかぶさるように、大きな声を上げながら、急にガバっと触られるのと怖がって後ろに下がりますが、しゃがんでゆっくりと挨拶してくればすぐに仲良くなれます。
怖がりさんという部分は特に①「突然の大きな音」に対してびっくりし、後ろに逃げ隠れる②散歩時に何が気になるのかまだはっきりとは分からないのですが、急に立ち止まることがあり、様子からは「こっちいきたい、歩きたくない」の我がままではなく、本犬にとってはなにか怖がる要素がありピタッと立ち止まっているようです。
こちらが気づかない時に急にピタッと止まることがあるのでリードはしっかりと持っていましょう。それで問題ありません。
本犬がピタッと止まった際は無理に引っ張るのではなく、一緒に止まりリードの張りを緩めてから「さぁ、いくよ~」など軽く声を掛けると一緒に歩き出します。散歩自体はとても大好きで顔が生き生きしています。引っ張りはほとんどなく、人の斜め横をちょこちょこと歩き、人が止まれば合わせて止まりそれ以上グイグイ引っ張ることもありません。一緒に歩くのはとても楽◎です。広い場所で長いリードに付け替え、誘うように走りだすと嬉しそうに一緒に走ります。家の中では大人しく落ち着いている本犬が一番楽しそうなのがこの時な気がします。
耳、鼻先、尾っぽ、足先など体のどこを触っても怒る様子はありませんが、やはり怖がりさんなので足拭きはガバっとやるのではなく声をかけながら、優しくやってあげるとよりよいです。
食べることは好きですが、がっついているほどではありません。人の食べ物やおやつ袋を開けるときのガサガサ音がすると小さくピーピー鳴くことがあります。それ以上にはなりません。固いガムが好きで時間を掛けて食べます。食べているときに人が近くを通ったり、体を触ったり、取り上げようとしても怒る様子はありません。
(画像が横縦が反対で、かつ暗くて分かりづらいですが、ガムを食べているときに触ったり、ガムを返してもらう様子)
ただ、ガムを食べているときに他の犬が欲しくて近づいてきたり、横取りしようとすると怒ります。
相手も怒り返すとケンカになりますので注意が必要。多頭飼育においてガムや時間を掛けて食べるおやつをあげるときは柵やハウスなどでお互い別々の状況であげれば大丈夫です。
他犬と挨拶をすることが好きです。尻尾をゆらり×2しながら落ち着いて挨拶します。相手の匂いを嗅ぎ、確認ができれば満足するタイプで一緒に遊ぶことは今現在のところ見られません。
現在預かり家庭では10歳過ぎのシュナウザーくんと生活していますが、付かず離れずで共生しています。
多頭飼育に適性があり、様子から犬同士遊びたいタイプではなく、少し距離があるくらいが気持ち良いタイプです。お互い同じようなタイプであると一番合うでしょう。
ぬいぐるみで少し遊びだすようになってきました。ですが時間はちょっとだけ、まだすぐに飽きてしまいます。
トイレは外、庭先でします。オシッコが1日×2~3回です。
室内での粗相、マーキング行為は現在のところ見られません。
ハウス練習を始め、現在は夜と留守番中はハウス内で静かに落ちついて寝ることができます。留守番は3、4時間くらいから始め、段階を踏んで現在では7、8時間までできるようになりました。
おもちゃに詰めたごはん、おやつを2、3個あげているうちに家族が出ていく簡単な方法で留守番OKです。
家族の帰宅時に1~3分ぐらい小さくキューキュー鳴きますが放っておけばすぐ収まります。
○どのようなご家族に向いているか
全体的に落ち着いて大人しく、扱いやすいタイプのため犬の飼育経験が初めての方にも適性が高い犬です。
散歩に行くことが大好きなので十分に散歩の時間もとっていただければ留守番のある共働きのご家族にも十分向いています。基本的に人が好き、子供との相性が良いため小学校高学年以上のお子さんのいるご家庭や大家族など幅広く適性があります。小さい子供のいるご家庭は子供側に本犬が怖がらないように犬との触れ合い方をご家族が教える必要があります。
☆現在一時預かりさん宅にて保護しています。