人がとても大好きなイングリッシュセッターのメスです。
男女、子供成人、ご年配の方関係なく、人と接する、挨拶することができ、好みます。
ただ慣れていない人からワッと迫ってこられたり上からガバっと手を出されると少し身を引いてしまいます。
本犬から近づけるよう、しゃがんで下から触ってあげれば全く怖がらず問題ありません。
本犬の興味を引いて止まないものリストは、
①キューキューおもちゃとゴムボール②ご飯、おやつを食べること③お気に入り家族、この3つです。
おもちゃでも好きなものとまったく無反応のものがあり、
ゴム製の押すとキューキューなるおもちゃが最も好きで、おもちゃに紐を付けて、誘うように動かすと猟犬の本能か獲物を追い捕まえるぐらいの勢いで捕まえ、咥え振り回したがります。一度咥えると簡単には放しません。大好きなおやつと物々交換で「ちょうだい(アウト)」ができます。ボール投げ遊びも大好きです。
食べること大好き。ですが食べているところを邪魔しても、ご飯を取り上げても怒りません。人がテーブルで食事をしていると気にして近寄っては来ますが要求鳴きや手を掛けることはありません。
体のどこを触っても全く怒りません。本犬は垂れ耳のため汚れやすいので2、3日に一度の耳掃除はしてあげる必要があります。
散歩はハナマル◎です。全く引っ張らないというよりはリードを持つ人を意識してほぼ隣を歩いているので大型犬ですが、女性でもとーっても楽。鳥や猫にも猟犬特有の過剰な反応はなく、目で少し追う程度です。
歩くこと大好き。歩こうと思えばいくらでも1時間でも1時間半でもゆっくりとまったりと家族も犬も散歩を楽しむことができます。
他犬には強い興味はなく、外で会う他犬とは挨拶を交わせますが、遊びに乗ることはなく、
あくまで挨拶できれば満足のようです。
室内で一緒にいる犬とは基本的に付かず離れずを好み、やはり人とコミュニケーションを取りたがります。
相手の犬に積極的にワッと来られることは嫌いです。一吠えして、怒ります。本犬から相手に吠えたり、怒ったりすることはありません。ただ、1番大好きなおもちゃ遊びをしている最中に他の犬に間に入ってこられるととても怒り、相手が買えば喧嘩になるでしょう。多頭飼育の際はおもちゃの管理が必要です。おもちゃ管理さえしていれば全く問題ありません。
トイレは柵で囲まれたトイレシートですることができ、散歩でもします。
トライアル時に同じようなトイレ環境を設置し、誘導ができればすぐにできるようになるでしょう。
また人が好きな分、一緒に暮らしている人に対して「この人は、頼れる」と分かると、その家族に対して頼りたい気持ちが強くなりすぎる気質があります。一番最初に保護した当時、預かり宅にて留守番ができず、依存吠えをしてしまいました。ですが好きなおもちゃでたっくさん遊んであげて、大好きなご飯をおもちゃに詰めてハウスに入れてあげ、食べているうちに留守番を始めてあげると留守番ができるようになりました。
希望ご家族のもとにトライアルに出た際は環境の変化から3~5日ほどは留守番中に吠えてしまうかもしれませんが、スタッフ宅、預かり宅での様子から、好きなおもちゃで沢山遊んで疲れて、出ていく前にはおもちゃに詰めたご飯をあげるだけのシンプルな方法で1週間ぐらいで静かに留守番ができるようになるでしょう。
留守番は8時間ほどでもできますが、留守番時間が短いに越したことはありません。
※皮膚アレルギーについて
一番最初に保護をした当時、皮膚の状態が悪く、アレルギー検査の結果、いくつかの食材と草にアレルギー反応が出ました。その後、食べて大丈夫な専用のフードに切り替え、草っぱらには入らないようにしてケアをしました。皮膚状況がとてもよくなり、譲渡後もとてもいい状態のまま過ごしていました。
こちらで再度引き取り後も同じフードを食べさせております。時折コングを前足で抱えて食べているときに自身のよだれが前足先についたままだと少しピンク色が強くなることがありますが、全体的にはとてもいい状態です。
○どのようなご家族に向いているか
猟犬犬種ですが、年齢からももっているエネルギーは減ってきています。ただそれでも小、中型犬と比べると沢山の運動量を持っているので、毎日の十分な発散が必要な犬種であり、散歩だけでなく、好きなおもちゃで遊んであげる必要があります。
また、信頼できると感じた人への頼りたい気持ちが強く、留守番や、一人でいることが苦手になりやすいタイプでもあります。が、人間が疲れないけれど本犬は十分に満足し、疲れる発散方法(キューキューおもちゃ遊び、ボール投げ)とウマウマおやつ入りおもちゃをあげるやり方で留守番はできます。本犬と付き合う「コツ」を知っていればとても扱いやすく、聞き分けがよく愛らしいパートナーとなります。
※本犬は一度新しいご家庭に送り出したものの、ご家族の経済面、健康面の止むを得ない事情により相談を受けておりましたが、当方で引き取ることとなりました。これは、あくまでも犬にとっての最善を考慮したためです。
犬の寿命が10年以上あることを踏まえて、 万が一の不測の事態が起こった時のために受け皿を確保していただきたいこと、また、犬を飼うためには多少の経済的余裕が必要であること等、十分にご考慮下さい。
保護犬、ショップ、ブリーダーからのいずれにせよ、犬を飼う場合は慎重にご検討いただきたくて、あえて本犬が再募集であることを書かせていただきました。
※以前の預かりブログ、アレルギーの様子をご参考になりたい方はこちらから
※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は、保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。
☆現在一時預かりさん宅にて保護しています。