犬も人(老若男女選ばず、子供も平気です)もとても大好きで、家族が帰ってくると尾を振り、小躍りして喜ぶほどなのですが、興奮しすぎてしまったり、過剰に人にベッタリしすぎることはさほどなく、人が大好きにしてはバランスが取れている性格です。
保護から間もないため、まだ家族が他の部屋に行くと後を追ってはきますが、
同じ部屋にいると一人でまったりしたり、オモチャで遊んでいたりもします。
成人男性を怖がる様子も無く、外で会う人ともフレンドリーに接することができます。
食べることは好きですが、ガツガツしているというほどではなく普通程度の食欲です。
食事の用意をしていても興奮し過ぎたり、要求鳴きをする様子は今のところありません。
人のテーブルには手をかけたことがありますが、大きな音を鳴らしてビックリさせ止めた後はせず、ジーっと見ているだけです。食事中に人が近づいても怒ることもありません。
顔周り、耳、口周り(開閉)、お尻周り、尾、前後肢、体のどこを触っても怒ることはなく、抱っこをしてもほどほどにうっとりして体を預けてくれます。散歩後の肢拭きは経験がすくないからか、好んではいませんが、大人しくやらせてくれます。ブラッシングもできます。
オモチャ遊びに興味があります。
室内でのオモチャ持ってこい。外でのボール持ってこいが大好きです。
オモチャの引張りっこも大好きで、
タオルの端をかた結びしたもので十分に楽しんでくれます。
おもちゃを取り上げたり、一度与えたものに手を出しても怒る様子は見られません。
オモチャ投げ、引張りっこは人間はさほど疲れず、犬はぐったり満足のとてもよい発散方法なので、家族の中でうまく遊んであげることができれば、いい意味で人間は力を抜くところは抜けるためお勧めです。
散歩は大好きです。
が、グイグイと引っ張ります。大きさや年齢からのパワーも考えるとかなり引きは強いです。
対処としては、引っ張り防止用ハーネスが効く子でした。
これで散歩すれば女性でもほとんど引っ張られることなく人間も周りを楽しみながら散歩することが可能です。
散歩中に会う他犬には興味津々、
行きたくて行きたくて相手側に引っ張ろうとします。通行している人などとバッティングすることもあると危ないかもしれません。
幸い引張り防止ハーネス散歩であれば、他犬と会った際もコントロールできないほどではなく、この子が行きたがっても人間が付き合うことなくどんどん歩いてしまえばなんてことなくやり過ごせます。
そのまま行かせてしまうのがクセになるとよくないので現在は散歩中は素通りし、公園や広場など安全な場所で他犬とは挨拶の機会があればさせています。
犬が好きなので挨拶の仕方は積極的ですが、自分の匂いを相手に嗅がせるなどやりとりはなかなかうまくこなすことができ、相手が嫌なサインを出したり、怒るとこの子は引いてくれるのでケンカになるような様子は今のところありません。
室内では遊びに誘ったり、別々にまったりしたりとして仲良くできるようですが、基本的には犬が好きな子ですので、多頭飼育の際はやはり同じように犬が好きなタイプ同士の方がお互いにとってよいでしょう。
トイレは現在のところ、完全な外派です。
室内でしたことなく、またマーキング(中、外)行為も現在のところ見られません。
運動量はやはりある程度あります。1時間半の散歩と運動を1回でたっぷりとしてあげるか、
1時間を×2回ぐらいにしてあげるかぐらいでしょうか。持ってこい、引張りっこを上手に使うと発散はかなり楽になります。
ハウスでの寝泊り、留守番(十分な発散排泄食事済で8時間ほど)は落ち着いてできます。
ただ、人が出て行く、帰ってくるを連想させるドアの開閉やカチャカチャ音などの刺激には反応し、ピーピー鳴きが出ます。ただ放っておけば5分もしないうちに収まります。
保護期間中に練習をしているため現在はできていますが、
人が大好きな分、トライアル先でもハウストレーニングは復習、練習をしないと留守番が苦手になる可能性はあります。ご家族の元でも同じように練習をしていけば人も好き、ハウスも安心な子になってくれるでしょう。
吠えについて現在確認できているのは、
①仲の良い犬同士で追いかけっこ遊びをしているときに興奮して「ワン、ワン、ワン」と大きな声で吠えます。
→ 悪い吠えではなく楽しくて出ている吠えのため放っておき、河川敷や広場内など吠えても周りに迷惑が掛からない場所を選んでいます。
②散歩スタート直後、家の近くで他人に会うとテリトリー意識から「ワン、ワン」と吠えることがあります。
③クセで興奮したときや落ち着かないときなどにときおり、尾追い行動をします。その際に声が出ることがあります。放っておくとすぐに止めます。
※フィラリア弱陽性です。2年間通年、月1回のフィラリア予防薬服用にて完治。
○どのようなご家族に向いているか
まだ若いため十分な散歩や発散に付き合うことができ、家族が代わる代わる協力して飼育をしていくことができれば大型犬初めてのご家族でも飼育は可能です。
留守番はできますが、8~9時間の留守番がある場合は留守番前に十分すぎる発散をしてあげること、ハウストレーニング継続をすることが必要です。
散歩、他犬との挨拶のさせ方などコツさえ分かればとても大変ということもありません。
怒れというわけではなく、優しすぎる方ですとお調子者のところが出てきますので、いいことはいい、ダメなことはダメとメリハリは付けてあげたほうが鼻も高くならずに気も張らず本犬もご家族も楽しく共生することができると思います。
☆現在一時預かりさんのお宅で保護しています。
○預かりさん日記:http://blogs.yahoo.co.jp/sayumokumokuy5689
※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は、保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。