有資格(JKC認定ドッグトレーナー、日本警察犬協会認定公認訓練士)のトレーニングスタッフが、適正テストを行ったのち、自宅にて1、2週間犬を観察をしたうえで、紹介文を書いております。性格、犬種特徴、トレーニング状況、家庭犬適正などを考慮しています。

〔1006S02〕 ミックス メス 推定1才~2才 体重5kg 【thank you 家族が決まりました!】

2010.09.07

okura-p4.jpg

人が好き、それ以上にとっても甘えんぼなミックスのメスです。
胴の長さからダックスフンド、顔の特徴からはキャバリア、チベタンスパニエル、パグなどのミックスではないかと考えられます。家の中では基本まったりさんでときに一人遊び、おもちゃ遊び、スイッチが入ったように走り回ります。
来客には嬉しくて興奮し、ピョンピョンと跳ねて挨拶をしようとします。来客時の挨拶は人間がしゃがんだままでやるとジャンプされたときに前歯が当り、痛い時があります。
ピョンピョンきたときは無視をしていると落ち着くので、それから挨拶するようにするといいでしょう。
chibeta-b8.jpg

食べることは大好きですが、がっついているというほどではなくゆっくりと食べます。
食事の用意に要求鳴きはしません。ただ人のテーブルの上に乗ってしまうことが時々あるため、食べ物を出しっぱなしにしないように片付けておく必要があります。食事中に人が近づいても怒りません。
食糞をする癖があります。1頭飼育であればう○ちをしたらすぐに取り除けば問題ありませんが、
多頭飼育でう○ち室内派の先住犬がいる場合は完全に食糞をさせないのは難しいと思います。
体のどこを触っても怒ることはなく、抱っこをすると、すぐにうっとりして体を預けてくれます。

okura-b11.jpgokura-b12.jpg

人が大好きではありますが、普段同じ部屋に一緒にいてもお気に入りの場所で一人でまったりしていることが多く、ベタベタしてくることはほとんどありません。同じ空間に一緒にいることで安心するようです。
固いもの(プラスチック)を噛むのが好きです。現在は樫の木でできた噛んでいいおもちゃをガリガリしています。
人が見ていない時にプラスチック製品を噛んでいることがありました。そのため
.留守番スタイルをサークルとし、その中には噛んではいけないものは置かないように管理しています。

室内でのボール持ってこいと引張りっこ、外でのボール持ってこい、ピーピー鳴るオモチャを一人で噛み噛みするのが好きです。おもちゃ、ガムなどを取り上げても怒りません。

okura-b1.jpgokura-b13.jpg
散歩は好きなようですが、一人で歩くのは好みではなく、止まってしまいます。他の犬が一緒だと喜んで歩きます。広い公園や河川敷などではロングリードに付け替えてあげると嬉しそうに犬同士追いかけっこをしたり、ボール持ってこいを楽しみます。 chibeta-b3.jpg

外で会う他犬とは大きさ、性別、相手のタイプ、多数などに関係なく上手に挨拶できます。
室内では気に入っている犬と一緒にいることを好み、それ以外の犬とは付かず離れずです。
他犬に対する好みがあるようなので先住犬との相性がよければ多頭飼育にも十分に適正があります。

chibeta-b7.jpgokura-b15.jpg

現在ほぼ100%トイレシートでできるようになりました。
環境が変わると一時的にトイレ成功確率が下がる可能性はあります。
新しい環境に慣れるまでは時間を掛け、成功したときに継続して褒めていればできるようになるでしょう。

留守番のスタイルはサークル(約150×約120×約90(高さ)cm)を使うようにしました。
留守番の前にサークルに入れてあげてから、外出の用意をして、本犬に「今から留守番だ」とあえて分かるようにしてあげてから出ていくと静かにお利口に留守番ができます。パッと急にいなくなるのは苦手で居なくなった際に5分ほど鳴きます。サークル内にはいたずらできそうなものは置かず、ベッド・トイレ・水のみ・オモチャを入れ、いたずらできない環境で留守番させています。
このスタイルで留守番を重ね、本犬にはこのスタイルの留守番が一番あっていることが分かりました。現時点で7時間ほどの留守番をクリアできるようになりました。
サークル、ハウス、共に普段は扉を開けておくと自ら入って休んでいることもしばしばあります。
夜はハウスを寝室に置き、その中で静かに寝ることができます。

chibeta-b0.jpgokura-b14.jpg

○どのようなご家庭に向いているか

人好き、他犬も平気、とても温厚で室内では基本的にまったり系で散歩なども手がかかりません。
人が飼うのにとても飼いやすい扱いやすい子ですが、1点だけ人に対する頼りたい気持ちが強い子です。
留守番が苦手になった時期もありましたが、本犬に合う留守番スタイルが見つかりました
トライアルを始めると、当初は留守番中に鳴くと思います。が、現在の留守番スタイルと同じ方法でやっていただければ徐々に慣れ、生活のリズムが決まってくれば預かり家庭と同じようにできるようになるでしょう。
ご高齢者のご家庭さまも受け皿が整っていれば向いています。
前環境が多頭飼育だったため犬同士の相性がよければ多頭飼育ご家族にも向いています。

okura-b17.jpgokura-b16.jpg
okura-b20.jpgokura-b19.jpg


☆現在一時預かりさんのお宅で保護しています。
○預かりさん日記:http://blog.livedoor.jp/koumenootomodachi/

※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は、保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。

アフターフォロー等の都合上、譲渡対象家族は関東地方のかたに限らせていただきます。ご了承ください。 里親さんになられる事をご希望の方は、«こちらのフォーム»よりお申し込みください。

| トラックバック_0

トラックバック

URL:http://119.245.177.127/_tool/mt/mt-tb.cgi/1321