保護センターにて保護後、小学校低学年を対象とした「ふれあい授業」の仕事を2年間勤めていたシーズーの女の子です。とてもまったりさんで、温厚な性格で、我慢強い感じを持ち、静かに自己主張ができるマイペースタイプです。反面、冷めてしまっている感じもあり、望みが叶わないことが当たり前だったのかなと想像させられることもあります。施設→家庭内へ環境が変化しているために家庭生活のペースに落ち着き慣れて、愛情を掛けられ、甘えることを覚えてくるとともにやんちゃさんな様子も出てくると思います。
ふれあい犬をしていたときは子供と沢山挨拶する機会を持っていたので子供に触られる、撫でられればお腹を出して、触らせてくれます。ただ、触ってほしい撫でてほしいから自ら積極的に行くということはなく、相手が来れば受け入れる受け身のスタンスです。
ふれあい犬をしていたからお子さんにどんな触られ方をされても平気というわけではありません。
コミュニケーションを取るとき、お互い慣れないうちはしつこくはせず、ゆっくりと優しく下から触ってあげることが望ましいでしょう。
本犬の里親さんには小学校低学年までのお子様がいらっしゃらない静かなご家庭が向いているでしょう。
吠えることもほとんどありません。
ハウスに入ってから少し経つと鼻を鳴らし、キューキュー鳴くこともありますが、落ち着けば大人しく静かにハウス内で過ごしています。扉が開いていると自らすすんでハウスに入ってしまうこともあります
夜も、留守番も、6時間~7時間はおとなしくハウスの中で過ごしています。
ただし、ヤンチャになる要素もフンダンに備えているとおもいます。
ヤンチャになっていく過程は、徐々にブログでご紹介していけると思いますので
ぜひご覧ください。
散歩は、普通に好きな感じで、興奮しずぎることもなく、坦々と準備をして、黙々と歩きます。
マーキングはタマにします。よそ見が多い方ではないと思います。
散歩中に走るのが好きです。
慣れてくると自ら小走りをして走ることを要求し、走ってあげるときは、とても喜びます。
足は速いです。走ることでストレスの解消をしている感じです。
他のワンコが近づいてきても、今のところ興味を持つ様子はなく素通りする感じです。
室内ではワンコとは付かず離れず、適度な距離を保って接するぐらいを好んでいるようです。
お互い付かず離れずぐらいのタイプ同士であれば多頭飼育にも適性があるとは思いますが、
マイペースで付かず離れず、独りでまったりしている時間も多いところをみると一人っ子のほうが本犬には向いているかと考えています。
車や自転車には特に怯えることもなく、黙々と歩き続けます。
散歩中、猫と走っている人に興味深々、見つけると興奮し、相手の方に走り寄ろうとするのでその時はリードが引っ張られます。その際に吠える様子はありません。
散歩中におしっこ、ウンチは、してくれます。
トイレについては、家に中のトイレでもしてくれます。
トイレの場所は特に教えることもなく、自分からシートを探してしてくれますので手が掛からないほうです。
自分のう○ちを食べる癖があります。う○ちしたときに放っておくと食べてしまいます。う○ちしたらすぐにでも食べる、人間が取ろうとすると取られまいとすかさず食べるなどの様子はなくいので、トイレしているときを家族が見れるときは、早めに取り、かたずければ大丈夫です。同居犬のう○ちについては今まで食べたことはありませんが、興味はあるようで、放っておけば食べる可能性もあります。同じく気付いた時は早めに取り除くようにしていれば問題ありません。
シーズー犬の中では、身体が大きいほうだと思います。
預かり2日目の体重が5.1キロ。7日目の体重が5.2キロ。
あばら骨がゴツゴツするくらい、胴回りが細い状態でした。
恐らく、本犬の身体のサイズであれば、6~6.5kgが正常だと思われます。
現在、食事と運動で胴回りに肉がつくようにしています。
保護センターから出た日に、耳ダニが確認されましたが、7日目の検診では
ほとんどダニが確認されない状態になりました。
左目にオッドアイに似た症状があり、黒目の一部が白くなっています。
専門の先生の診断では、問題ないとのことでした。
新しい名前になっても、自分の名前をすぐに覚え、人の指示を聞けるとても良い子です。
2年間ふれあい犬として仕事をし、センター内で生活をしていたので、
家庭の雰囲気になれていない感じはありますが、柔軟性もあり、頭も良いので、そう時間が掛からないうちに、家庭の雰囲気に馴染むと思います。新しい環境でも、怯えることなく、坦々とマイペースでいてくれます。
家庭の雰囲気に慣れてきたからか、最近はキューキューおもちゃで遊び始めるようになりました。
まだ、先住犬と遊ぶことはありませんが、少しづつ距離を近づけています。
○どのような家庭に向いているか
甘えん坊なのは確かですが、人との生活に慣れていない分、「人との接触=ふれあいの仕事」と理解しているように感じられます。
基本的に落ち着いた性格で喜怒哀楽をあまり表に出さず、マイペースタイプのため、アクティブに犬と一緒に楽しみいご家族、いわゆる犬らしい犬をお望みのご家族には向いていないでしょう。
本犬と落ち着いた時間を過ごしながら、時に甘えられ、そばにいてくれるような犬をこそ望んでいるご家族であればお互いにとってピッタリのパートナーとなるでしょう。
ふれあい犬の仕事をしていましたが、自ら子供に触ってほしいというほどにまでは望んでいないようです。本犬のことを考えると小学校低学年までのお子様がいらっしゃらない静かなご家庭が向いているでしょう。
穏やかな性格、運動量が多くはないことから、犬飼育初心者のご家族にも十分に適性がありますが、愛情とともにメリハリを持ち、家庭犬としてのルールを決めて守っていく必要はあります。
☆現在一時預かりさんのお宅で保護しています。
○預かりさん日記:http://blog.livedoor.jp/koumenootomodachi/
※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は、保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。