東京都動物愛護センターに収容されていました。
以前の暮らしは保護犬として迎えられ2歳から14年近く ずっと独りっ子で夫婦との静かな暮らしでした。
留守番が少ない環境だったのか分離不安は強いです。
サークルやクレートなど囲われるのも苦手かなと思います。
日中は玄関付近に伏せっている事が多く、家人を待っている様子も多々見うけられます。
また人の姿が見えなくなると玄関に向かって太い声で吠えがでます。
冷蔵庫の開閉、家人の食事の支度中、人の食べ物、食事中、買い物袋にとても興味を示し、要求吠えがでます。
他犬には興味は無く攻撃性も有りません。
多頭飼育より独りっ子の方が好ましいです。
甘えたり、オモチャで遊んだりという行為は余り見受けられません。
散歩の経験も以前は余り無い様子でしたが今は楽しくトコトコ歩き、しつこい匂い嗅ぎやリードの引きもありません。
現在、預かり宅ではゆっくり朝夕の散歩をしメリハリのある暮らしをしています。
初期医療報告として、心雑音・肝臓・腎臓・貧血等15~16歳ハイシニア層の初期段階。
心雑音は年齢並みでやや貧血気味であり心臓に関しては弁の収縮力が弱いので、今後は投薬が必要です。
変形した顎の骨、口の損害はかなり酷いです
口腔内の出来る限りの処置と脇腹・胸のシコリの処置も一緒に済ませました。
鼻腔内に穴が開いているのでクシャミ、食べカス、バイ菌等の注意が必要です。
食事は右上の犬歯一本なので、柔らかいフードよりドライのまま与えています。
食事後は口腔内を掃除するためにも水を飲ませています。
胸のシコリは10㎝弱を切り取りましたその他小さいシコリは脂肪腫と見受けられます。
今後もしっかり注視が必要です。
腰の負担を考慮し、体重の減少を計画中です。
この先はのんびり落ち着いた暮らしが出来る事を強く望みます。
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※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。
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