群馬県の愛護センターに迷子犬として収容されていました。
体形はコーギーにかぎりなく近く、両耳とも耳血腫によりクシャっとした感じになっています。
保護当時の体の様子から、繁殖犬であったと思われます。
視力聴力がほぼありません。
自分の方に伸びてくる手にはとりあえず気配を感じるとその方面に顔をむけカプっと噛んできます。ジャンプしながら飛び掛かってくることもあります。ただ視力はほぼないので外れることも多く、最近はかなり加減をするようになってきました。
保護当時は触るということができませんでしたが、今は鼻の前に手をゆっくり下からだして匂いをかがせてから、あごの下に手をつけそのまま滑らすように体を触っていくと全身触れるようになってきました。
人が嫌いではなく、保護前の生活で視力が無い聞こえない中、訳もわからずされることが嫌だったのでしょうし、怖さもあったのだと思います。
基本の性格は、明るくちょっと意地悪が好きなおばちゃんな感じです。
ブラッシングや足ふき等のお手入はオヤツを使いながらできるようになっています。
お散歩はゆっくり、たまに匂い嗅ぎで毎日30分位です。
夕方以降のお散歩は全く見えなくなるようで苦手です。
視力聴力がほぼないため、広い場所や物が多い場所等は本犬が落ち着けずぶつかったり居場所がみつからず不安そうです。
この子には決まったスペース(現在は4畳位のスペース)でベッドやシートを敷き詰めておくとその中で過ごせます。
一日の中で2~3回広い決まったスぺースに出してあげるとくるくる回って気が済むと自分の場所に戻っていきます。
吠えはほとんどありません。
トイレは自分のスペースの中でしますが、シートや床の判別が難しく、ワンコベッドやメッシュケージなど高さがあるところにはしませんが床であれば全体にどこにでもします。見えない為、かたずけるのが遅くなるとフミフミしてしまいます。
獣医やシャンプーなどは噛み予防のため口輪を使用しています。
車酔いはありませんしゲージに長時間いることもできます
上記を読むと、とても難しい犬のように思えますし、実際に管理が難しいことはありますが
一緒に過ごしているとこの子の明るいところや意地悪なお顔していること、行動がわかりやすいことなどが面白くなってとてもかわいくなってきます。
お子さんのいる家庭、高齢者が犬と接触を取りたい家庭、犬をなでるなどスキンシップを取る愛でることがとても楽しみな家庭には不向きです。
シニアの入口であり、ハンディもあるまた噛むこともあるなど問題はありますが、この子の全てを受け入れてくださる家庭を希望します
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※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。
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