犬のしつけインストラクター(有資格D.I.N.G.O認定)が、適正テストを行ったのち、自宅にて1~2週間犬を観察をしたうえで、紹介文を書いております。性格、犬種特徴、トレーニング状況、家庭犬適正などを考慮しています。

〔2108S01〕トイ・プードル メス 推定5歳 体重5kg 【すいか日記】

2021.11.05

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11/12 更新

8月上旬の炎天下に迷子で保護されました。出産経験の可能性から、繁殖場からの飼育放棄も考えられます。

保護当初の検診で、PDA(動脈管開存症)と言う心臓疾患が発覚。これは心臓から肺へ血液を送る肺動脈と、心臓から全身へ血液を送る大動脈が、細い動脈管に寄って繋がっている疾患で、いつ心筋梗塞を起こしてもおかしくない状態だった為、手術しか選択肢はありませんでした。
普通は仔犬の時に手術をしなければ、成犬までは保たないと言われていますが、皮肉な事にゲージに入れられたままだったと考えられるため、生き延びていられたのではと思われます。 

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9月初めに1度目、10月20日に2度目の心臓の手術を受け、その後の経過は良く、回復に向かっています。

肥大している心臓は少しずつ小さくなって来てはいるものの、肥大したままの状態が長かったため、完全に正常な大きさに戻るのは難しいかも知れないとの事です。
ですが今は、以前服用していた心不全の薬と利尿剤も、服用しなくても良くなり、普通の生活が出来る様になっています。

2度目の手術の時に、乳腺腫瘍を3個摘出し良性でした。不妊手術、歯科処置も済んでいます。

心配されるのは鼻血が出たことです。最初は1日で治り、レントゲンでも異常はなく様子を見る事になりましたが、2度目の手術の1週間後から再び鼻血が出始めました。激しいクシャミに伴い鼻水と膿も出ていたため、抗生剤を服用し今は治まっています。次回診察の際CT検査が必要か心臓の経過を見ながら検討予定です。

本犬は食欲もあり元気にしています。
生活する上では過度な運動や興奮のし過ぎに気をつければ、お散歩も普通に出来る様になりました。

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お散歩は最近では毎日行くようになり、リードを見せると喜びます。
歩くのは好きな様ですが、真っ直ぐに歩くと言うよりは、まだ匂い嗅ぎに時間をかけたり、他犬に興味を持ち立ち止まったり、いろいろと吸収している最中です。

他犬には警戒することなく、上手にご挨拶もしています。
車の音や大きな音にも慣れて来ました。

人は好きで、慣れるとすぐ甘える様になります。触って欲しくて手にスリスリして来たり、ピッタリとくっついて見つめて来る様子は、本当に可愛らしいです。 
女性は大丈夫。男性は苦手ではありませんが、多少の警戒心があります。
主にお世話をする人に対して執着心を持ち、依存傾向にある為、時々短いお留守番をしたりあまり構い過ぎない事で、ある程度の距離があっても、安心出来る様になって欲しいと思っています。

出来るだけ家族みんなで関われる環境が、本犬はより安心出来るでしょう。


お留守番は出来ますが、こちらの支度中からソワソワしたり、次第に興奮し始めるので、見えないところで準備を進める様にしています。
留守番中はフリーですが静かに寝ているようで、3〜4時間は大丈夫。吠えもいたずらもありません。

ごはんは先住犬に合わせて、1日4回に分けて食べています。
ドライフードだけでも、ウェットや野菜などを混ぜてもよく食べます。支度中も騒いだり要求吠えは無く、おとなしく待つことが出来ます。おやつをもらう前は、お座りも出来る様になりました。人の食事中も静かにしています。

トイレはシートの認識がしっかりあるので、ほぼ100%シートで出来ます。小は1日2〜3回(回数が少ないので1回の量が多め) 大は1〜2回です。食糞はありません。

今まで何度か違う場所で失敗はありましたが、失敗というよりは、気を引くためにした様な感じでした。

本犬なりに人間の動きを見ながらいろいろ考えているようです。

歯磨き、お耳掃除はおとなしく出来ますが、爪切りは苦手で、1日2.3箇所を何日かに分けて切っています。
ブラッシングは好きで、気持ち良さそうにしています。

ゲージやクレートでは、扉を開けたままなら眠ることが出来ます。
車移動の時はクレートの扉を閉めても、おとなしく乗っていられますし、車酔いもしません。
バギーやバックのカバーを閉めて電車移動も可能です。興奮したり吠えたりすることはありません。

無駄吠え要求吠えは今のところありませんが、家人が帰宅した時だけ吠えます。(主にお世話をする者には吠えません。)玄関先の宅配の方や客人、インターホンや電話の音などにも吠える事はありません。

先住犬については、本犬が人に対してアピールが強いので、その事があまり気にならず、ゆったり過ごせる落ち着いた子であればいいと思います。
他犬に興味はあり仲良くできますが、自ら無理に絡むのでは無く、様子を見ながら近づいて行くタイプです。

小学生くらいのお子様に撫でられても、警戒する事なく落ち着いていました。

高齢者の方との関わりはまだありませんが、これから様子を見て行きたいと思います。

活発なところもありますが、主に静かにしている事が多く、甘えん坊でとても可愛らしい子です。
互いに寄り添い、良きパートナーになることと思います。

そしてこれからも、継続して通院が必要になる可能性が高い為、本犬の病気についてのご理解と、お留守番は少なく、新たな犬生を穏やかに楽しく過ごしてくださるご家庭を希望します。

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※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。

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