山口県山口市で、一人暮らしのおじいさんと約40頭の兄弟姉妹犬たちと暮らしていました。
おじいさんが亡くなり、地元の団体さんに2020年3月に保護され、ボランティアさん宅で里親希望者さまを待っていましたが、山口ではご縁は無く、東京にやってきました。
とてもビビリさんです。今はサークルの中のベッドが唯一安心できる場所で、そこから動きたくありません。フードボウルをベッドから少しずつ離して、ベッドから出ても大丈夫、安全だよ、おいしいごはんが食べられるよ、ということを少しずつ経験しているところです。お散歩に連れ出すのは、まだまだ先になります。
時々ベッドの中で立ち上がったり、おすわりをして周りの様子を見たり、匂いを嗅いだりしているので、そういう時はご褒美をあげて、良いことと結びつけるようにしています。
ご褒美は、手から直接はまだ食べません。
ベッドの外に置いてあげると、人が見ていてもベッドから出て食べるようになりました。
威嚇をしたり、噛んだりすることは一切ありません。ただひたすら怖くて固まってしまうようです。
どうしたら心を開いてくれるか、日々試行錯誤中ですが、ベッドの中でのけ反って寝たり、ベッドの縁にあごを乗せてこちらを見たりするようになってきました。
【トイレ】
トイレはシートで大小ともにできます。外飼いだったのに、とても不思議ですが、完璧です。
用を足した後に、隠そうとしてトイレシートで覆うようにしていますが、それで汚れてしまうことはほとんどありません。
【食事】
ごはんは基本的にドライフードで、お薬を残さないようにするために、ササミを茹でたものやヨーグルトをトッピングして、その中にお薬を忍ばせています。トッピングは割とすぐに食べて、ドライフードは日によってすぐに食べたり3〜4時間食べなかったりです。お水は良く飲むので、常に飲めるようにしてあげています。今は痩せすぎなので、ごはんの時にあげるお水には、ヨーグルトや甘酒を混ぜています。フードの量を増やしても残してしまうので、トッピングか水分で栄養補給をしています。
【お留守番】
お留守番は得意中の得意です。サークルで長時間過ごすことも、カルピスにとってはホッとする時間になります。破壊活動は全くありません。
【医療】
フィラリア強陽性なので、毎日お薬を飲んでいる他、月に一度、レボリューションとその前後にステロイド剤を飲みます。お薬の飲み方は、今後変わっていくかもしれません。普段の生活の中で、咳をしたり苦しそうにすることはありません。耳ダニがいたので点耳薬を付けていましたが、今は様子を見ています。
今後どの程度慣れていくかによりますが、犬とアクティブに暮らしたい方には向きません。犬とべったりスキンシップを取りたい方や、小さなお子さんがいるご家庭にも不向きかと思います。お留守番が長くても、一緒にいる時は静かに見守って、カルピスの心の成長を楽しめる方がいらっしゃると嬉しいです。
☆日々の様子は Dog Shelter のfecebookで☆ 【Dog Shelter 】
※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。
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