犬のしつけインストラクター(有資格D.I.N.G.O認定)が、適正テストを行ったのち、自宅にて1~2週間犬を観察をしたうえで、紹介文を書いております。性格、犬種特徴、トレーニング状況、家庭犬適正などを考慮しています。

先日、

2011.05.24

イングリッシュ・セッターのsofieに新しい家族が正式に決まった。

ご家族のママさんはイギリス人。
犬とのコミュニケーションの取り方や接し方が、
日本人とはまた大きく違うなぁ~、おもしろいなぁ、素敵だなぁと思いました。

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お見合い、トライアルでお届けした時からsofieに「キュートガ~ル」「カワイイカワイイ」「グッド、ド~ッグ」他にも沢山声を掛け、友達のようにコミュニケーションを取る。腰を下ろすだけでなく、地面に自ら座りこんで目線をsofieと同じにして語りかけたり触れ合ったり。
僕もそうですが日本人は人前だと恥ずかしさもあって犬に感情を込めて褒めたり、語りかけるのってどちらかというと得意ではないと思います。でもママさんはいい意味で照れがなく、周りを気にせず語りかけ、触れ合う。
同じ声かけでもなんか日本人のそれとはまた違うんですよね、自然体というかナチュラルというか・・・
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トライアルお届け時、散歩体験を一緒にしていた時に暑かったので、
公園で水を飲ませようと水飲み場の蛇口をひねったけれど、出てくる水をsofieは最初飲まなかった。
sofieは水道の蛇口(下側)から水を飲んだ経験に乏しいはずだから飲まなかったと思うんですが、
それを見ていたママさんが「ソフィちゃん、こうやってやるんだよ~」って話しかけながら、腰を下ろして、
ママさん自身が顔を蛇口に近づけて水をガブガブ飲んで見せた・・・結構、顔が濡れてるけど、ママさん気にしない。と、それを見ていたソフィーが次の瞬間にガブガブガブガブ水を飲み始めた。
ホントにビックリ。すげーって思った。もしかしたら、前の家庭環境ではそうやって飲んでいたのかもしれないけれど、スタッフ宅と預かり宅ではそうやって飲ませたことはなかったから、とにかくビックリ。

動物と目線を同じにして、語り合い触れ合っている感じ。
犬に接するときに犬が負担にならないような接し方やコントロールの仕方は訓練所で勉強しましたが、
勉強だけでは学べないようなものをsofieママさんから見ました。

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こちらの写真は、ドッグシェルターのTシャツに刺繍、アップリケ?が趣味のsofieママさんがリメイク!
これこそオリジナル、ステキですね~。

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sofieはいろいろな方にお世話になりました。
下の写真は定期的に里親会を開催させてもらっている駒沢公園沿いにあるドッグライフデザインさんの毎月発行されるリーフレット。
表紙に写っているのは左がsofieで右が現在募集中、ミックスのマルシェ。写真は2枚ともdo one good青山里親会にsofie、マルシェが参加した時に撮ってもらったもの。この後sofieが決まったから、縁起担ぎでマルシェにもいいご縁が来い来~い!

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sofieは、都内でしつけ教室を開いているドッグライフプランナーズさんで約7カ月間預かりをしていただきました。


預かりをしてくれる家族がいて、
駒沢、青山で里親会開催の場所を提供してくれる方がいて、
迷子、放棄された保護動物を引き留めてくれる動物愛護センターがあって、
普通の価格より低い値段で医療、トリミングをしてくれる、病院とサロンがあって、
応援し、見守ってくれる周りの協力があって、
家族として迎えたいと言ってくれる家族がいるんだなぁ~と。
今までそれがあったからできていたわけで、当たり前なんですけど、だけど改めてありがたいです。

長くなった・・・
sofieちゃん、散歩行ってらっしゃい。
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