犬のしつけインストラクター(有資格D.I.N.G.O認定)が、適正テストを行ったのち、自宅にて1~2週間犬を観察をしたうえで、紹介文を書いております。性格、犬種特徴、トレーニング状況、家庭犬適正などを考慮しています。

受け入れスイッチ

2011.05.18

新しい家族を募集予定のビーグル、♂。現在スタッフ宅に居候中。
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スタッフドッグの柴犬おまめは新しくきた保護犬を3~4日間は受け入れず、
保護犬がおまめのハウスに近づいたり、匂いをしつこく嗅がれそうになると「ムキムキっと」威嚇し、空噛みをします。先住犬の性格タイプにもよりますが、柴犬おまめにとってはテリトリーにいきなり知らん犬が入ってくるのは土足で入られるようなものだから、簡単に受け入れられることはできません。

いつもは迎えて4日間テリトリー内となる室内では別居生活し、テリトリーじゃない外で散歩を一緒にさせるようにし、外で距離が縮まってたから室内同居生活にシフトチェンジさせます。

時々、「どんな犬が来ても仲良くしておまめちゃんはいい子ですね」って言ってもらうことがありますが、
そんなことはなく、他の犬よりも自分のテリトリーには結構敏感で、最初は相手を寄せ付けないぐらいなんです。
別居生活中に外で仲良し散歩タイム経験を十分に積ませてから、室内同居にシフトチェンジすると、柴犬おまめが相手を受け入れ出す瞬間があって、このビーグルさんとはお互い遊び好きなので、スイッチが入ったように始まりました。こうなればしめたもんです。

チョイ役で居候ごんた君も出演中。
周りがチャカチャカしている中、淡々とシートでトイレを済ませてくれるごんた、イカすね。

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