犬のしつけインストラクター(有資格D.I.N.G.O認定)が、適正テストを行ったのち、自宅にて1~2週間犬を観察をしたうえで、紹介文を書いております。性格、犬種特徴、トレーニング状況、家庭犬適正などを考慮しています。

時間は掛かっても犬はいつからでも少しづつ慣れる。

2009.12.12
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素敵な笑顔でしょう(^^
今日は先日新しい飼い主さんの元に巣立った「早川 遼」くん宅にアフターフォローで伺ってきました。
こっちは保護当初の写真です(比べてみると表情が違いませんか??)
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遼はもともとは野良犬出身で保護されるまで人と楽しいコミュニケーションを取った経験がなくて保護センターで最初見たときは人が近づくと、兄弟3頭でケージの壁際にこれでもか!っていうくらい引っ付きながら人から逃れようとしていた。広いところにだしてあげると一目散に角っこや隅っこに逃げては頭かくして尻隠さず状態(笑)。抱っこをすると怖くてウンチとオシッコを漏らしてしまっていた。
そんな3頭もみな新しい家族のもとでその後の様子を聞くと皆家族に十分に慣れ、家族が団欒をしていると膝の間にヒョイと乗ってきてくつろぐくつろぐ(^-^
スタッフの予想を裏切り、人慣れするまではもっと沢山の時間が必要かなと思っていましたが・・・
預かりさんと新しい飼い主さんのもとで愛情沢山貰ったのはもちろんだけれども、動物愛護相談センターに保護されているときから女性職員さんが、昼休みや空いた時間を見つけては3頭を代わる代わる抱っこしてあげてくれていたのがこの子達にはとても大きかったに違いない。
関わった皆に沢山の楽しい経験をもらってきたからこの表情があるんだろうなぁ。

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遼のママさんは遼との「生活のリズム」がやっと掴めてきて、子犬を迎えるときには可愛さと必ずセットで来る「大変さ」が少し落ち着いてきたとのこと。今はママさんへの「甘噛み」がお悩みどころ。
今日のアフターフォローで減るといいんだけれど。ママさん頑張って(^^

変わってこちらの写真は昨日、預かりさん宅に伺ったときに撮った(携帯撮影のため白っぽくなってしまった・・・)イングリッシュポインターのモグさん(左奥)と預かりさんのパートナー、ピノ(右手前)。
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モグも保護当初は全く人とコミュニケーションの取り方が分からなくて、その場でずーっと固まって表情が無かった。自分の居場所となるサークルからなかなか一歩出てくることも出来なくて、フードを使って慣らせていたりした。

が、昨日伺ったときは「ありゃっ?!」ソファーで寛いじゃってるじゃん(^^
モグは2才を超えている成犬だけどいまからだって人に、環境に慣れていくことが出来るんだよね。
その犬達のそれぞれのペースで。
モグさんガンバレ

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