保護センターに収容されている犬たちは、犬舎内での管理となるので、いろんな人と接する機会、散歩や運動や遊びなどの発散にはなかなか恵まれていません。引き取り後、スタッフ宅で1週間ほど様子を見てから、預かりさん宅で愛情だけではなく、食事、散歩、触れ合い、遊びと発散、トイレなどなど家庭犬としての生活リズムを取り戻してから、トライアル先ご家庭へGOーします。
昨日、新たに1頭がトライアルへ。
保護犬は短期間の間に生活する環境が何度も変わります。
接する人が変わり、知らない匂いだらけになり、生活時間も変わり、そのたびに犬には少なからずストレスが~。
変化にストレスが掛かるのは人間も一緒ですよね。
でも大丈夫!環境が急に変わっても慣れ親しんだ寝床(部屋や寝床環境もハウスが落ち着く子もいれば、ケージの方が落ち着く子、他もいます)の同じルールがあれば、
「え~、ここはどこだろ~。いつもの預かりさんも居ないぞ!不安じゃん!
あっ、でもいつもの寝床でいつものルールだ~。これならちょっと安心かも。」
個体差はありますが少なからずこうなって、犬に掛かるストレスは軽減~。
スタッフ宅、預かりさん宅、トライアルご家庭宅の寝床ルールが統一されているといいこと沢山です。
今回トライアルへGOしたミックスはこんな感じでトライアルご家族の協力もあって寝床ルールをほぼそのままでやっていただけることになりました~。
とってもビビリのこの子には屋根なし寝床がピッタリ。
準備整って2週間のトライアルスタート~。