おすすめの本
Dog Shelterでは、ワンちゃんに関係した書籍も多数取り揃えております。
どうして?
涙無くしては読めない、胸が締めつけられる思いのする絵本です。世界中の動物を愛する人たちのホームページに掲載された、作家ジム・ウィリスの文章を 原作に書かれた「犬から届いた手紙」。犬を愛するすべての人に伝えたい一冊です。Dog Shelterの一番のおすすめ本です。
家族なのに
(あとがきより)
「毎年いったいどれくらいの動物が「殺処理」されているかご存知ですか?数年前から減少したとはいえ、去年だけでも年間約40万匹以上の動物の命が消えています。1日で1000匹以上の尊い命が我々人間の手によって消されています。この絵本のような「安楽死」という方法もまだまだ少なく、大半が昔から行われている「ガス室」を使用し、二酸化炭素中毒でもがき苦しみながら殺されているんです。捨てられることだけで十分苦しい思いをしているのに、さらに苦しい思いをさせて命を奪っている悲しい現実があるのです。
・・・・・・・・・・もしあなたが動物たちと一緒に暮らしているなら、あの優しい目を見てあげてください。本当の家族と離れてあなたの家族になったあの子たちの優しい目を・・・。そして最後まで一緒に暮らして行くことを約束してあげてください。少しでも多くの命が救われることを祈って・・・。」
ばっちゃん
愛知県の「動物保護管理センター」に94匹の弱りきった犬たちが運ばれて来ました。「繁殖場」から保護された犬たちです。ひどい皮膚病で毛は抜け落ち、肌は真っ赤にただれています。ただ繁殖させるだけのために、何の手入れもされず、じめじめした囲いの中で糞尿にまみれて放置されていたのです。この事件はテレビでも新聞でも取り上げられ大きな反響を呼びました。無条件でかけひきの無い愛を与えてくれる、美しい澄んだ瞳をもつ動物の、純粋な心や身体をズタズタにしてしまう人間。こんなことをして許されるはずがありません。年をとった「ばっちゃん」と名づけられた白い犬が、元気に幸せになるまでを、写真を中心に、文章も小学生でも読めるように書かれています。