ちょっと臆病さんな面と甘えたがりさんな２面を持っているヨークシャーテリアが入っているかと思われるＭＩＸ犬です。臆病なため生活環境の変化や初めて会う人には一定の距離を置きたがり、相手から近づこうとすると怖さから後ろに逃げようとします。こちらから近づけるよう待ってもらえれば少しづつ近づいて着てくれます。他犬も同様で興味半分、怖さ半分のため、積極的な犬は苦手ですが穏やかなタイプの犬とは挨拶ができます。

人にしても、犬にしても最初はおっかなびっくりで距離がありますが、臆病さんだからこそ、この人は大丈夫と思うと、逆により近くに居たがるようになり、家族が台所に行けば台所、別の部屋に行けば、人の後を追って付いていこうとしたがります。また自らお腹を出して撫でてもらいたがるようになり、撫でてもらっているときに途中で止めようとすると歯を軽く当てて｢止めないでよ」と要求するのが癖になっているようです。。噛むわけではないので痛くはないのですが、歯を当ててきたらすぐに構うのを止める、犬から撫でてと要求してきたときは撫でないなどの対処を現在しています。

体のどこを触っても怒ることはありません。ただ触られることの経験不足で体が固まってしまいます。
ゆっくりとやさしくやれば問題なく、足拭きも静かにさせてくれます。
人が食事の邪魔をしたり、ガムを取り上げることも怒る様子はありませんが、
他の犬と食事の取り合いになると怒ります。状況によってはケンカになるかもしれません。
多頭の場合は食事をあげる際、別々に管理してあげれば問題ありません。

歩くことは好きなようで軽快に歩き、
引っ張るようなこともなく、短く持っていれば人の近くを歩いてくれます。
ただ、大きな物音(工事、人がバタバタと近づいてくるなど）、犬が歩いている側に障害物がある場合（カラーコーン、上り旗など）、犬の後ろ側から人や車、自転車が通り過ぎる際などは怖がりハンドラーの内側に逃げようとしますので、足にぶつからないよう気をつけたほうがよいでしょう。

オモチャ遊びにはまだ興味が向かないようです(観察中）
トイレはオスですが、足は上げずにします。シートでの確率は５０％（８月３日現在）ですが、
まだ預かりさん宅へ行って間もないので時間とともに確率は上がるかと思います。

ハウストレーニングを継続しています。
ハウスに入って最初の１０～１５分くらいは落ち着かず、ピーピーと鳴きますが(声は小さく気にならない程度）、完全に無視してあげられれば鳴き止み、以降は静かに夜、留守番中もぐっすりと静かにしていられます（８月３日現在）。
チャイムや人の出入りで吠える行動は今のところ見られません(観察中）

※幼児のいるご家庭には向いていないかもしれません。

社会性不足の怖がりさんであることは変わりないのですが、
怖がりさんであることよりも慣れてきたときにちょっと我儘さんになりすい面も見られますので、
小さいからとはいえ、可愛がるだけではなく、しっかりと最初のルール作りとメリハリを持ってあげたほうがこの子の愛らしい面を引き出してあげることが出来、家族にとっても犬にとってもよいでしょう。

○預かりさん日記：http://blog.livedoor.jp/koumenootomodachi/

※短期間のうちにいくつもの環境変化を経験する犬は、保護預かり先で愛情を受け、生活が落ち着いてくると、もともと持っている性格、特徴が出てくることがあります。
応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面をご確認くださいますと、ご家族の生活スタイルや家族構成、住環境に合っているかいないか、相性の判断材料になります。