犬のしつけインストラクター(有資格D.I.N.G.O認定)が、適正テストを行ったのち、自宅にて1~2週間犬を観察をしたうえで、紹介文を書いております。性格、犬種特徴、トレーニング状況、家庭犬適正などを考慮しています。

〔1610K04〕フレンチ・ブルドッグ メス 推定3〜4才 体重9.2kg 【千歳日記】 ❤ Thank you ♪ 家族ができました ❤ 

2016.10.08

千歳.jpg

愛嬌があり人懐っこく甘えん坊な可愛い子です。
老若男女問わず人が好きで、愛想を振りまきながら近寄ります。

他犬にも興味があり、散歩ですれ違うと近づいていこうとします。
他犬にフレンドリーですが、威圧的に挨拶をされると同じように返します。
また、そのような空気感で近づいてこられると先制で「ワン!」と挨拶をするこ とがあります。
概ね一喝でおさまりますが、他犬の反応によっては、それ以上反応を返すことも あるかもしれません。
遊びを仕掛けることもあるので、同じパワーバランスの先住犬がいると一緒に遊 べそうです。

トイレは室内のコの字に囲まれたスペースで認識しているようです。
大は、そのようなスペースで失敗はないですが、
小は、本犬はトイレに入っているつもりでも、お尻が出ていて失敗することがあ
りますので、トイレのシートの置き方に工夫が必要です。
朝は、小を3~4回続けてします。大は1~2回。小と交互にする時もあります。
特に朝は、他に気がいってしまうとトイレでないところでしてしまうので、
出し切るまで、トイレゾーンに置いた方がいいです。
夜も、だいたい同じ回数します。
朝晩トイレの間6~8時間くらいトイレをしないようです。

ごはんはドライフードをかじりながら食べます。
朝は、気が散るようで、食べむらがあります。
他に気が行かないように、少量ずつを少しずつ位置を変えてあげると食べます。
その時に、人が見ていたり、他の作業をしてしまうとまたそちらに気がいって食 べないので、
少し目を離す感じで近くで見守るとよいと思います。
夜は、集中してちゃんと完食します。
もしかしたら、一日一食だったのかもしれません。
手からのおやつは食べづらいようで、床に置くと食べます。
床に置いた食べ物を他犬が取ろうとすると怒ります。

吠えはほとんどありません。つられ吠えもありません。

クレートも問題なく入って落ち着けます。
逆に、長時間フリーになるとどこにいてよいか落着けないように思いますので、
ある程度出して、またクレートに入れてでもいいかなと思います。
クレートの扉を開いておけば、自然に入って休んでいます。
就寝時もクレートで朝まで眠れます。

お留守番は、クレート、サークルどちらでも大丈夫ですが、
サークルではトイレをしません。(クレートの粗相もありません。)

お散歩は練習中ですが、公園など人や犬が多いところの方が興味を持って進みた くさん歩きます。
道路は車が怖いのか、ペタンとなってしまうことが多いです。

抱っこも体勢が落ち着くまでバタバタとなるときがありますが、大人しくしています。

リードの取り付けや、少し嫌だと思う時や嬉しい時にペタンとうつぶせになります。

通常の呼吸ではガァガァ言わないですが、少しの刺激で興奮はしやすくハァハァとなりますので
あまり、長くその状態を続けないように管理が必要です。
例えば、長い散歩や、刺激の強い環境下は避けてください。

肌の状態もよく、アレルギーも今のところありませんが、
お顔のしわは、汚れがたまりやすく、涙やけにもなりやすいので細目に拭いてく
ださい。お顔のしわ拭き、足洗も少し首をそむける程度で、嫌で威嚇したりはありません。
足の指股も炎症を起こしやすいので、こちらもこまめにケアしてください。

「マテ」「ダメ」「おすわり」 は少しずつできるようになってきました。

フレブル特有の頑固さや執着は少ない方ですが、
これからの経験により少しずつ覚醒していく可能性もあります。

ソファーに飛び乗ったり、柵を乗り越えたりはしなそうですが、
少しずつ動きも機敏に、スピードも増してきましたので、
小さなお子様のいる家庭ではしっかりと管理が必要です。

犬種の特性として、特に夏の暑さや湿気、冬の寒さに弱く、
興奮もしやすいですし、見た目に反していろいろな面がデリケートです。
その辺りの認識をもっていただければ、犬初飼育の家庭でもよろしいかと思い ます。

甘えん坊ですのでなるべく留守番の少ない、家族人数が多めでたっぷりの時間をこの子と触れてあげられる環境がよ いと思います。
先住犬がいる場合は、パワーバランスをうまくコントロールできればよいと思います

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※短期間のうちに数回の生活環境変化を経験する犬は、保護預かり先にて生活に慣れ、愛情を受け、落ち着いてくると、環境変化当初は出せていなかったもともと持っている性格やクセが出てくることがあります。応募の前に「預かり日記」、紹介文の更新をご覧になっていただき、最近の生活様子や性格面のを再確認していただくと、ご家族の生活スタイル、家族構成やご家族のタイプ、住環境に希望の犬が向いているか否か、相性判断の材料になります。

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